Ayu Style(アユスタイル)

自己肯定感を爆上げする唯一の方法

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言いたいことが言えない幼少期

ワタシは子供の頃、
自分が欲しいものが欲しいと言えない子供でした。

 

それなりに裕福な家庭に育った、
プラスひとりっ子なので、
食べ物や欲しいおもちゃに困ることがなかった
というのも1つあるのかもしれませんが、
根本にあるのは、
「自分が何が欲しいのか?」
が自分であまりわからない子供だったなぁと今から思うのです。

 

友達におもちゃを横取りされても
「返して。」
と言えずにシクシク泣くだけの子供でした。

 

子供の頃に手に入れたものとは?

そんなワタシが次に手に入れたのは、
シクシク泣いていると付けいられる
(これも事実かどうかは今となっては分かりませんが)ので、
「もともとそんなオモチャは欲しくなかったからくれてやる。」
という強気な態度でした。

 

 

もしくは、
「なくした」と言えばまた買ってもらえる、
とでも思っていたのかもしれません。
(舐めてますね〜w)

 

 

「シクシク泣くだけ」
から成長しないまま、
今から考えると、ワタシは
「あんなものは欲しくなかった」
と自分を暗示にかけることで、
平気なふりをして子供時代を過ごしました。

 

 

欲しいものは
「手に入らない」もしくは「誰かに奪われる」
という考えがベースにあるので、
欲しがらない、ということで、
手に入らないことや奪われた時の悲しみを感じずにいられます。

 

私の母ってこんなヒト

その上、ワタシの母は、
オモチャを取り上げた友達に向かっていき、
「これはアンタのとちゃうやろ?」
と奪い返してきた上に、
ワタシにその取り返してきたオモチャを渡しながら、
「情けない」とか「しっかりしなさい」
とか言ってくるようなヒトでした。

 

 

というわけで、
ワタシは見た目は結構しっかりした、
自分の意見は(安全な領域で)はっきり発言する、
成績の良い人生を生きてきました。

 

 

成績が良かったりすると、
それなりに評価されます。

 

 

走るのが早かったりすると、
それなりに評価されます。

 

 

勉強した内容を質問されれば、
(正しい答えを)ハキハキと答えますし、
それなりに評価されます。

 

 

しかし、
中身は
「シクシク泣く」
ワタシのままなのですから、
その乖離ぶりは凄まじいものがあるわけです。

 

身につけた生存戦略

 

結果を出している以上、
もしくは期待値以上の点数を稼いでいると、
人に攻撃されない。

 

 

これを自分の生存戦略として身につけたワタシは、
結果を出すことで自分の存在理由を証明し続けたきたのです。

 

しかし、
出す結果がどんどん大きくなると、
当然苦しくなるわけで、
どこの世界にも
「上には上」
がいます。

 

 

そんな時、
途方に暮れて
「シクシク泣く自分」
を自分の中に見つけたのです。

 

 

外から見る
「割と華やかな経歴」
のワタシとはかけ離れた、
全く成長していない幼いワタシが
膝を抱えたまま何十年も
動かずにうずくまっていた、
そんな感じでした。

 

 

そんな
「成長していない」
自分が皆様の中にもいたりしませんか?

 

危険なものに対峙した時に、
ヒトが取る行動は5つ。

 

 

逃げる、避ける、無視する、屈服する、攻撃する。

 

 

この5つです。

 

「シクシク泣く」
ワタシはこの5つの中の
「屈服する」です。

 

 

この
「屈服する」
よりもワタシはその後の人生の数々のチャレンジで
「無視する」
を強く打ち出して生きてきましたが、
それでもなお、
この「屈服」
が自分の人生に与えていた影響の大きさに大人になって驚きました。

 

自己肯定感を爆上げする唯一の方法

大人になった今の脳みそで考えれば、
なんて事のないことだったりするのですが、
それが出来ずに人生の重荷となって
足枷となっている人が多すぎることに驚きます。

 

 

ワタシのやったことは、
オモチャを取り上げられた時に感じた「絶望」と
その後に母から「情けない」と叱られた「悲しみ」に寄り添うことでした。

 

 

とっても弱かったワタシを
「ありのまま受け入れる」
ことでした。

 

 

これが、
自己肯定感を爆上げする唯一の方法です。

 

 

「自分とのコミュニケーション」
に悩むたくさんのクライアント様と
ワタシが一緒にやる作業のひとつです。

 

 

自分でやることも可能ですよ。

 

 

 

 

 

 

この記事を書いた人

Ayu

京都市出身。同志社大学在学中にスノーボード全日本チャンピオンの座を獲得。(世界ランキング20位) 国際線CAとして新人の頃よりファーストクラスに乗務しながら、ソムリエの資格も取得。 その後、口コミビジネス、フォトグラファー、人工知能の開発会社CMOと、携わった仕事は多岐にわたる。 個人的に一番好きな仕事は「ママ業」

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