Ayu Style(アユスタイル)

Z世代(GenerationZ)の息子を持った母として

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GenerationZの息子を持つGenerationXのAyuです。

 

マーケティングに携わっていたこともあり、

息子の世代を理解しようとGenerationZの思考について調べたことがあります。

 

 

「最近の若いモンはぁ〜」とか言いたくなかったのがその理由です。

 

 

分からないからと言って、

自分たちの枠に当てはめることがリスクが高いことくらいは何となく、

この凄まじいスピードで流れる時代の中で感じることはできていたように思います。

 

 

今日はその調べた結果をご紹介したいと思います。
子供たちの思考を理解したいと思う親御さんたちに届いたらいいなと思います。

 

GenerationZ って?

 

アメリカで1960-1974年生まれを

「X世代」と名付けられた

(1991年に作家ダグラス・クープランドが発表した『ジェネレーションX―加速された文化のための物語たち』)

のがきっかけで、その後の1975-1990年代前半生まれを「Y世代」、

1990年代後半- 2009年生まれを「Z世代」と呼んでいます。

 

 

この中で「Y世代」は「ミレニアル世代」とも呼ばれ、

今までは「Y世代」と「Z世代」をひっくるめて考え、

「ミレニアル世代」というワードで括っている節があったのですが、

ミレニアル世代は生まれた時からインターネットに親しんでいるということから

他の世代と嗜好性などが大きく異なるのではと考えられ、

過去例にみないほどにマーケティング調査をされた層になっています。

 

 

その調査が進んだ結果、

ミレニアル世代の中でも更に特徴的な要素が見受けられ、

新たに区別がなされたのが、

1990年代後半生まれ以降の「Z世代」なのです。

 

Z世代の特徴

 

・デジタルネイティブである。
・プライバシー保護の意識が高い
・音楽をオンラインで大量に消費する
・ブランドではなく本質に価値基準を置く
・オンタイムで仲間とコミュニケーションを取る
・起業家精神が旺盛
・社会課題への意識が高い

 

 

インターネットを使ったオーディエンスの増幅と情報取得能力が極めて高く、

そのノウハウに精通しているが故に

「タイミング」と「セグメンテーション」に

非常に敏感な層と言えます。

 

 

また個々人が拡散力を持つ

インフルエンサーである可能性が高いです。

 

 

テレビに出ている芸能人にただただ憧れるというよりは、

その芸能人のスキルを尊敬したりそのスキルを

真似しようとして努力する子供達がいっぱい出てきているというのが、

私が個人的に感じている「違い」のひとつかな、と思っています。

 

Z世代の購買力

 

・全世界で20億人。
・アメリカにおいて、人口の約26%を占め、民族的・人種的に見て、米国史上最も多様な構成で、すでに440億ドルもの購買力がある(お小遣い含む)

米国勢調査局によればZ世代の人口のおよそ半数は非白人。(これまでで非白人率は最も高く、22%がヒスパニック、15%が黒人)

・自分の生活にしっくりと合い、自身が最も気にかけている事象と結びつくブランドにしか興味がない。
・ブランドのストーリー性を重視する。

 

お小遣いを含め、

彼らが自由に使えるお金は結構あるんだな、

というのが個人的な感想です。

 

 

みんなと同じじゃなくてもいい、

自分らしくていい、

という考え方は私の時代にはあまりなかった考え方な気がしますが、

実際に息子たちを見ていると、

みんなが興味のあるものにはとりあえず興味を示す、

というのは若者らしく少なからずあるように感じました。

 

アジアのZ世代について

 

私が調べたのは、

シンガポール、マレーシア、タイ、ベトナム、中国、台湾、香港、韓国、日本の

9つの国と地域にすむ約1000人に調査した結果でした。

 

 

・学校教育が就職に役立つと思っているのはマレーシア、シンガポール、タイ、ベトナム、韓国の子供たちで、日本人は約半数が学校教育は就職に役立つとは思わない、と回答していました。

 

 

・日本人のZ世代は働くことに保守的なスタンス、親世代の就労感を踏襲し、生涯で働く企業数も他国に比べて少なく、他国よりも短い期間で就職できると考えています。その一方で転職には積極的で会社に対する「忠誠心」は他国に比べて低くなっています。

 

日本のZ世代について

 

・仕事を選ぶ理由
多くの人の役に立つため 73.7%(裏方でもいい)
安定していて長く続けられる 56.5%
自分の好きなことができる 47.7%
収入が多い 46.6%

 

 

・自分を独創的だと思うか?の質問にYESと回答した割合
アメリカ(47%)、イギリス(37%)、オーストラリア(46%)、ドイツ(44%)に比べ、日本はわずか8%でした。
ちなみに教師側に「日本の学生が創造的だと思う」教師はたった2%でした。

 

Z世代は将来を悲観していない

 

テロやコロナを体験しているZ世代ですが、

私たち親世代よりも将来を悲観してはいないようです。

 

 

日本人の中で自分の将来を

悲観していない若者が多いのは素敵ですよね。

 

 

ワタシは自分の将来をあんまり悲観していないのですが、

ワタシ世代の日本人は悲観している人が多い気がします。

 

 

さて、調べたデータを記しておきます。

 

 

・将来について前向きに考えているZ世代は半数以上が将来は自分の両親よりいい暮らしができると思っている。
・2016年に高校卒業者を対象にした時は、27%から同様の回答を得られなかったため、大きく増加。
・すでに協力は購買力があることを考えれば、将来をポジティブに捉えていると考えられる。
・Z世代の85%が貯金は重要だと思っており、63%が自分を倹約家だと回答。
・彼らはミレニアル世代の唱えるYOLO(You Only Live Once:人生は一度きり)の思想も受け入れています。YOLOは我慢することより、楽しく暮らしてさまざまな経験を積むことを重視する考え方で、人生を楽しむこと、素晴らしい仕事に就くこと、人間として成長することを優先しています。
・ベビーブーム世代の54%がZ世代の暮らしは今後悪化するだろうと考えていることから、Z世代より上の世代は彼らの将来に対して悲観的。

 

 

Z世代を育てる上で

 

間違いなく、激変する親と子の間、上司と部下との間のジェネレーションギャップ。
そんな「間」を会話で埋められたら最高かもしれません。

 

 

でもデータがあればその一助になるのではと思い、

真剣に調べたまるでレポートのようなブログになってしまいましたが、

Z世代の思考を理解したいと思うワタシみたいな方々に届いたらいいなと思います。

 

 

「長く生きる」だけで尊敬する、

年上を敬うという文化は素敵だと思うのです。

 

 

それでも、

長く生きている分類に自分が入り始めていると、

長く生きている「だけ」で大したことしてないのよ〜!

って言いたくなりますよね。

 

 

子育てに奮闘するあなたへ

私には22歳になった息子がいます。
20年の子育てを通じて分かったこと

経験したことを動画にまとめてみました。
少しでも参考になれば幸いです。

 

さいごに

 

最後までブログを読んでくださりとても嬉しいです!

ありがとうございます。

 

 

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この記事を書いた人

Ayu

京都市出身。同志社大学在学中にスノーボード全日本チャンピオンの座を獲得。(世界ランキング20位) 国際線CAとして新人の頃よりファーストクラスに乗務しながら、ソムリエの資格も取得。 その後、口コミビジネス、フォトグラファー、人工知能の開発会社CMOと、携わった仕事は多岐にわたる。 個人的に一番好きな仕事は「ママ業」

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